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ICT時代にふさわしい大学教育の実践と効率化の実現に向けて

県立広島大学様は、文部科学省が全国から推奨するアクティブラーニングのリーディング・ユニバーシティ9校のひとつに選定されており、物事の本質を主体的に考えて行動し、地域創生に貢献できる人材の育成を推進されています。「一方的に先生から知識を発信するのではなく、学生が能動的な姿勢で学ぶための環境基盤が重要です。また、3つのキャンパス間の距離は約100kmと遠く、教員や学生が行き来するのに時間やお金が費やされていました」(事務総長 栗栖恭三 様)。進展するICT時代にふさわしい大学教育の実践と、移動時間を解消するため、遠隔講義システムの刷新に取り組まれました。

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導入理由
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学生が主体的に考え、行動する教育の場を具現化

これまでの遠隔講義は、黒板の前で指導する教員の映像を配信し、学生が座学する一方向的なものでした。「今回のシステムの刷新で、なによりも優先したかったのは、学生が主体的に学べる臨場感の具現化でした。そのため、各キャンパスの映像を講義室内いっぱいに映し出し、一緒に講義を受けていることを実感できるような仕組みを目指し、西日本電信電話株式会社さんにご提案いただきました」(栗栖様)。その結果、講義室の両サイドに大型スクリーンを設置することになり、講義室の広さや天井高などの設置条件をクリアする、超短焦点ズームレンズET-DLE020を装着した当社製レーザープロジェクターPT-RZ870JLWの導入が決定しました。

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導入後の効果
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学生主体のアクティブな学習効果に期待

「今回のシステム構築で、両サイドの大型スクリーンに2つのキャンパスが映し出されることで一体感と臨場感を具現化できました。普段は他キャンパスで学ぶ学生同士が互いに顔を合わせ、場を共有する。そうした新鮮さも学生同士のディスカッションを喚起し、学生一人ひとりの対話力の向上、本質を深く考え抜く力の育成に役立つのではと思います」(栗栖様)。また、「世の中のICT技術の進展は目覚ましく、目の前にいない人や、海外などの物理的な距離がある人など、世界中の誰とでも容易につながり、コミニュケーションができる時代です。学生には在学する4年間で存分にシステムを使いこなし、伝える力、感動をもたらすスキルを身につけ、これからを生き抜く力を養ってほしいですね」と、学生に向ける思いにもふれていただきました。

かつてない設置性により天井高や投写距離の制約をクリア

「今回の構築では、品質の高度化はもちろんですが、講義室の規模を考慮しつつ、どこまで理想を実現できるかがポイントでした」と、振り返られるのは、提案から設置・運用を担当された北辰映電株式会社の香川様。超短焦点ズームレンズET-DLE020を選定された理由について、「遠隔講義のために、カメラやマイク、ディスプレイなど設置する機器も多く、天井に掘り込みを入れることもできない制約された空間のため、ゼロオフセットで超短焦点投写ができるET-DLE020を採用しなければ、この遠隔講義システムは実現できませんでした。さらに、大画面投写でありながら、スクリーンのすぐ手前に学生が座っていても影が映り込みにくいことも採用の重要なポイントです。」と、今までになかった設置性の高さを評価いただきました。

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他キャンパスの様子を同じ目線で映し出し、一体感と参加意識を向上。
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写真:広島大学の教室の壁に用意されたプロジェクター
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近距離から150型の大スクリーンに映像投写。手前に人が座っていても影が映り込みにくい。
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写真:広島大学のプロジェクターの大スクリーンに映像投写
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プロジェクター以外にも液晶ディスプレイも配置され、より一層の一体感を創出。
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写真:広島大学の教室内に設置された液晶ディスプレイ
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ゼロオフセットでの超短焦点投写を可能にするET-DLE020を装着したPT-RZ870JLW。
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写真:プロジェクター用超短焦点ズームレンズET-DLE020を装着したPT-RZ870JLW
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システム構成図
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お客様の声
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遠隔講義の推進によりアクティブラーニングの実践に活かしたい

多様な考えに触れたり、他者に考えを伝えるコミュニケーション能力を身につけ自ら考えて課題を解決できる力を鍛えることが、遠隔講義実践の目的です。そうしたプロセスを通して、学生が今後社会に羽ばたき、予測不可能なこれからの社会を生き抜く力を養える学修環境を整備し提供し続けていきたいと考えています。今後の学生の積極的な活用とその効果を期待しています。

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公立大学法人 県立広島大学<br>理事 事務総長 栗栖 恭三 様<br>
※所属は2020年7月時点のものです。
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写真:栗栖 恭三様
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公立大学法人 県立広島大学様の関連事例
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サブタイトル
臨場型遠隔講義システム(ビデオ会議システム「HDコム」)
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離れた3つのキャンパスの学生がまるで同じ部屋で講義を受けているような空間を構築。学生同士のコミュニケーションが活発化し、アクティブ・ラーニングの加速に貢献。

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写真:広島大学の教室
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ooizumi
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写真:広島大学の教室
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サブタイトル
臨場型遠隔講義システム(ディスプレイ、プロジェクター)
場所
広島
課題タイプ
業界タイプ
マイグレーション用ケーススタディ
No
説明
これからの社会で生き抜く力を育むために、臨場感と参加意識が向上できる遠隔講義システムを構築。
課題

遠隔講義システムを刷新し、学生が主体となる授業を行いたい。キャンパス間の移動による時間の効率化や経費削減をしたい。

ソリューション

遠隔講義室の両サイドのスクリーンに、離れた2つのキャンパスの映像を投写し、臨場感と参加意識の向上を実現。

引用

学生が互いに疑問を投げかけ合ったり、意見を交わすなど、学生の主体性を育む学びの場として、遠隔授業システムを活用していきたいと思います。

引用(author)
公立大学法人 県立広島大学<br>理事 事務総長 栗栖 恭三 様
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