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新庁舎への移転を機に、省スペースでの設置を検討

岡山県警察本部 地域部通信指令課様では新庁舎への移転を機に、大型画面表示システムのリプレイスを計画されました。新フロアの間取りや面積を考慮した場合、大型画面表示用のバックヤードを確保することは困難でした。当初は既存システムと同様のフラットパネルディスプレイでのリプレイスを想定されましたが、複数台でマルチスクリーン設置した場合、画質の経年劣化による視認性の低下や、画面の均一性を保つためのメンテナンスコストや労力の課題などがあったため、新たにレーザープロジェクターの採用を検討されました。

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導入理由
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レーザープロジェクターのフロント投写による大型画面表示システム

当社展示会『SOLUTION Japan 2019』で、選択肢のひとつながら条件的に難しいと考えられていたプロジェクターに可能性を見出だされました。フロント投写による大型画面表示の、想像以上の鮮明さと省スペースで設置できる超短焦点レンズを目の当たりにされ、これなら条件・課題ともにクリアできるのではと実感されました。その後、当社工場でのデモンストレーションも体感いただき、3チップDLP®方式レーザープロジェクターPT-RQ22KJと超短焦点レンズET-D75LE95の組み合わせで2セットの導入を決められました。

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導入後の効果
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4Kを超える超高解像度の映像表示で視認性を向上

通信指令課では、110番通報を受けて事案が発生した場所を特定し、警察官への急行・配備などの指令を行います。そのため大型画面には県内の地図情報をはじめ、ニュース映像や屋外設置カメラの映像、実物投影機で取り込まれる手書きメモなどが、24時間・365日表示されています。前方に位置する200インチ×横2面という大画面の最大の役割は、特に緊急事態が発生した際に、通信指令室内にいるすべてのメンバーが、同じ情報を同じタイミングで共有できることにあります。採用いただいたPT-RQ22KJは、4Kを超える最大5120×3200ドット(16:10)の超高解像度の映像表示が可能であることが特長のひとつであり、全方位カメラを搭載したパトカーの走行に合わせて大型画面の地図上にポップアップされるライブ映像も、室内後方からはもちろん、階上の総合指揮室からもはっきりと確認することができます。

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室内後方からも地図情報がはっきりと見える超高解像度200インチ×横2面の映像表示。
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写真:超高解像度200インチ×横2面の映像表示
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安定した状態で長時間使用できるセッティングに

さらに今回は、プロジェクター輝度20000 lmの70%で運用することで、光源寿命を延ばすなど、安定した状態で長時間使用できることに重点を置いたセッティングを施しました。また、2台のプロジェクターによるフロント投写の場合、複数台使うマルチスクリーン設置に比べて、画面全体を最適な明るさ・鮮明さで投写するための調整についても大幅な時間短縮が見込めます。不具合や故障時のメンテナンスに要する時間への懸念も軽減されました。

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日中の外光や室内照明の下でも鮮明に表示。
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写真:岡山県警の大型画面
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PT-RQ22KJとET-D75LE95の採用でフロント投写を省スペースに実現。
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写真:PT-RQ22KJとET-D75LE95
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スクリーン上部に2ウェイスピーカーを2台設置。必要に応じて音声を流せる。
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写真:2ウェイスピーカー
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壁の間近に設置したスクリーンは全周をスプリングで固定。
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写真:壁の間近に設置されたスクリーン
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大型画面の映像を同等レベルの鮮明さで確認できる

また今回、4K液晶ディスプレイTH-55SQ1Jを3台合わせて導入。1台は室内の打ち合わせスペースに、2台は隣に続く多目的ルームに設置、大型画面に映し出される各種映像をいつでも同時に共有確認できるシステムとして構築されています。

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多目的ルームでも地図情報など確認することができる。
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写真:多目的ルームに設置されたTH-55SQ1J
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必要な情報を打ち合わせスペースでも見ることができる。
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写真:打ち合わせスペースに設置されたTH-55SQ1J
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納入機器
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  • 3チップDLP®方式レーザープロジェクターPT-RQ22KJ×2台
  • 3チップDLP®プロジェクター用固定焦点レンズET-D75LE95×2台
  • 4K液晶ディスプレイTH-55SQ1J×3台
  • 20㎝ 2ウェイスピーカーWS-AR080-K×2台
  • スピーカー天井取付金具WS-Q148-K×2台
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今後の展望
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新システムをフル活用するアイデア・手法で県民に安全を

明るく高精細で見やすい、との評価は課内の担当メンバーのみならず、同フロアの交通部交通規制課からも寄せられています。また、中2階には見学通路が設けられているため、以後要望があれば、見学者や視察グループなどの受け入れも検討されるそうです。一方、通信指令課としては今後ますます映像の重要性が高まっていくとの見通しから、今回導入された大型画面表示システムのスペック・ポテンシャルを最大限に活用できるアイデアの模索や手法の開発にも努めていきたいとのことです。

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お客様紹介
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新たな拠点から『安全・安心の岡山』を

岡山県警察本部様は、岡山市内に分散していた主な部門の集約と、県内の治安維持・災害対策拠点としての性能向上を図るため、2020年6月に竣工した新庁舎へ移転。10月1日より新たな拠点で本格的に業務を開始し、県民のさらなる安全確保に努められています。

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地上13階・地下1階建ての新庁舎。2020年6月竣工
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写真:岡山県警新庁舎
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ooizumi
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写真:岡山県警の大型画面表示システム
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サブタイトル
監視システム
場所
中国
業界タイプ
マイグレーション用ケーススタディ
No
説明
レーザープロジェクターでフロント投写、新庁舎と共に刷新された大型画面表示システムが始動。
課題

大型画面表示システムを新たなフロアの間取り・面積に応じて省スペースに設置したい。メンテナンスのリスクを軽減したい。

ソリューション

レーザープロジェクターをフロント投写することでバックヤードのない設置とメンテナンスにかかる負荷を軽減。

引用

省スペースでの設置やメンテナンスにおける施工・コスト面での課題をクリアできたうえ、今後ますます重要性が高まる映像の表示システムを強化できました。

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岡山県警察本部<br>地域部通信指令課 様
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写真:岡山県警の大型画面表示システム
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岡山県警察本部<br>地域部通信指令課様
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