テレワークによって、出先や自宅内でも充電アダプターを接続せずに好きな場所で作業できるようになりました。一方で、Web会議など高負荷な作業も必要になり、以前よりもバッテリーの減りが早くなっているように感じている人も。バッテリーの消耗を節約するテクニックで駆動時間が長くなれば、自由な働き方の可能性がさらに広がります。
テレワークで、日々の業務連絡でも利用する機会が増えたWeb会議は特にバッテリーを消費する作業です。 Web会議中は、常に外部と通信しながら、ノートパソコンの部品の中で特に電力消費量の多い「カメラ」と「画面」を同時に起動します。処理する情報が非常に多いため、電力も多く使用します。
動画コンテンツの再生は、容量の大きい映像データをダウンロードしながら、画面に出力もするため電力を多く消費します。動画の画質が上がるとさらに読み込むデータ量が多くなるため、閲覧時には必要最低限の画質設定に調整しましょう。
スマートフォンの充電にも多くの電力が必要です。ノートパソコンに接続して充電する際は、スマートフォンでの作業は控えて充電時間を短くしましょう。
在宅ワークでは、自宅から会社のサーバーに接続してファイルの編集などを行うことも多いですが、こちらも通信とアプリケーションの処理を同時に行うためバッテリーを多く消費します。
レッツノートは、AC/PDアダプターをつないだままでもバッテリーに余計な負荷がかかることはありません。
ノートパソコンでバッテリーの消費が大きいのは液晶画面やUSB機器、処理動作などです。周囲の環境が暗いときは画面の輝度を下げ、使用しない機器を外したり、アプリを終了させたりすることで、バッテリーの消費を抑えられます。
輝度とは画面の光の明るさのこと。画面が明るすぎるとバッテリーの消費も大きくなるので、周りの明るさに合わせて適切な輝度に調整しましょう。
①タスクバーの右図の部分をクリックします。
②明るさ」のスライダーバーで液晶モニターの輝度を調整します。(目安:輝度70%)
プリンターや外付けハードディスクなどを電源オンの状態で常時接続しているとノートパソコンのバッテリーを消耗するので、使用時以外は外しておくのがベストです。
マルチタスクで多くのアプリを立ち上げていると、バッテリーの消費が大きくなりがちに。使わないアプリはこまめに終了させましょう。
レッツノートの無料アプリケーション「Panasonic PC Hub」から効果的な節電方法を確認することが可能です。一部機種は「Panasonic PC快適NAVI」から確認できます。
買ったままの初期状態でノートパソコンを使っていると、バッテリー残量が分かるとはいえ、作業内容によっては急速にバッテリーを消費することもあります。モバイルワークや移動が多いビジネスマンにとっては、作業する環境や時間を考えた電源管理が重要です。
スタートメニューから、「設定」→「システム」と選択し、「電源とバッテリー」を開き、「バッテリーの節約機能」を「常時」に設定します。
左記と同様に「電源とバッテリー」を開き、「電源モード」を「トップクラスの電力効率」に設定します。
バッテリーを高温の状態で使い続けてしまうと劣化するスピードを早めてしまいます。 しっかりと排熱・冷却し、なるべく低い温度で使うようにしましょう。
バッテリーは充電を頻繁に行うと劣化するスピードが速くなります。充電回数をなるべく抑え、ノートパソコンを長期間使用しないときはACアダプターを外しましょう。
バッテリー内蔵型のノートパソコンは、バッテリーの蓄電能力が低下してしまうと、ノートパソコン本体ごと買い替えないといけなくなります。バッテリーが取り外せるノートパソコンであれば、バッテリーのみを買い替えることができるので、より経済的に長く使うことができます。
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