4K撮像方式
4K大判センサーに、外付けアダプターなしで2/3型レンズを使用することができ、大判センサー専用に設計した変換レンズで高画質を実現。新撮像方式により入射光を最大限に活用し、高いダイナミックレンジを実現します。

UHDとHDの同時出力に対応し、運用に応じた映像出力が選択可能です。以下のフォーマットをサポートします。
対応フォーマット
UHD | 3840 x 2160/60p, 3840 x 2160/59.94p, 3840 x 2160/29.97p, 3840 x 2160/23.98p, 3840 x 2160/29.97PsF, 3840 x 2160/23.98PsF, 3840 x 2160/50p, 3840 x 2160/25p, 3840 x 2160/25PsF |
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UHD_CROP (クロッピング機能システムフォーマット) |
1080/59.94p_CROP, 1080/59.94i_CROP, 1080/50p_CROP, 1080/50i_CROP |
HD | 1080/60p, 1080/59.94p, 1080/59.94i, 1080/29.97PsF, 1080/23.98PsF, 1080/23.98p, 1080/50p, 1080/50i, 1080/25PsF, 720/60p, 720/59.94p, 720/50p |
全体の映像撮影と同時に、最大3か所の指定エリアを選択して、見たい場所を切り出し(クロッピング)表示することが可能です。指定エリアはコントローラーから瞬時に切り替えることができます。
※クロッピング機能使用時のシステムフォーマットは「対応フォーマット」を参照

霧などが発生しやすい場所での設置に対して、撮影映像を見やすい映像として送出する機能を搭載。補正レベルは3段階から選択可能です。

撮影中にフラッシュが発光した時に発生するフラッシュバンド(同フレーム内に明るい所と暗い所が発生する現象)を、カメラ信号処理LSIの高精度フラッシュバンド検出と補正機能により解消します。
※UHD/UHD CROPモードでは動作しません。


12軸色補正、リニアマトリクスで彩度・色相を個別に微調整することが可能です。さらに、独立した肌色調整機能(SKIN CORRECTION)により、繊細な色表現を可能にしています。



DRS(ダイナミック・レンジ・ストレッチャー)機能※
黒つぶれ・白とびを自動的に抑えるDRS機能を搭載。室内から屋外をのぞむような、同一画面内に明暗の混在するシーンにおいて、暗部・明部・中間調のそれぞれで高い階調表現が保持でき、黒つぶれ・白とび・色とびが最小限に抑えられます。その結果視覚的に広いダイナミックレンジの映像をリアルタイムで得ることができます。
※UHD/UHD CROPモードでは動作しません。

HDR映像調整機能
HDR映像での二ー、ブラックガンマ機能により、明部から暗部までのコントラスト調整を可能にしました。また、UHDのHDR/SDR出力選択に加え、HDのHDR/SDR同時出力が可能。サイマル運用にも対応しています。



●ホワイトバランス自動追尾機能
色温度が刻々と変化する屋外撮影で自動的にホワイトバランスを調整します。被写体や撮影時間帯に応じて自動的に映像調整ができます。

●自動ゲイン制御
オートアイリスに加え、ショックを抑えた連続自動ゲイン可変(−6 dB〜36 dB)が可能。また、ノーマルモードの他に、動き優先(SPORTSモード)、画質優先(SNモード)を選択できます。

リモートオペレーションパネル(ROP)AK-HRP250GJ/AK-HRP1010※を接続してカメラのシリアル制御、IP制御を行うことができます。コンパクトなオペレーションパネルによるスムーズなリモートコントロールが可能です。
※AK-UB300とAK-HRP1010の接続については将来対応予定。詳しくは、「コントローラー対応一覧表」をご覧ください。

特殊撮影時に映像を上下および左右反転して表示できます。
