カラーホイール光学設計を最適化し、光源の出力を色ごとに緻密に制御する「カルテットカラーハーモナイザー」を搭載。緑がかった白になりがちな従来プロジェクターに比べ、よりピュアホワイトに近い白色を実現し、豊かな発色と最大限の明るさを1チップDLP®方式で両立します。
輝度優先の「ダイナミック」モードと発色優先の「グラフィック/スタンダード」モードの選択が可能。「グラフィック/スタンダード」モードでは、当社独自の「リッチカラーエンハンサー」がカラーホイールのタイミングを調整し、より豊かな発色の映像投写を実現します。

シーン連動モジュレーションによる従来の「ダイナミックコントラスト」に加え、その精度をさらに高めた「ダイナミックコントラスト 2」を新たに搭載。プロフェッショナルモデルと同等の緻密なデジタル制御により、明るいシーンと暗いシーンが頻繁に入れ替わる場合、あるいは照明下で投写する場合もメリハリある映像を再現できます。消費電力を抑えられることから、経済的な運用にも貢献します。

クラス最高水準を誇る2倍ズームレンズの採用により、部屋の大きさにとらわれないストレスフリーな設置を実現。広範囲のレンズシフト(上下: +64 %、-44 %、左右: +34 %、-27 %)や台形補正(垂直: ±40 °、水平: ±20 °)に加え、曲面スクリーン補正にも対応し、調整の幅がさらに広がります。天つり金具は前モデル(PT-RZ570J)と同じものをお使いいただけるため、機器のリプレイスもスムーズ。広域かつ豊富なレンズ機能との組み合わせにより、他のプロジェクターよりも簡単にセットアップが完了します。

4K信号入力に対応 NEW
HDMI®またはデジタルリンク経由での非圧縮4K信号入力に対応。4K/60pまでの信号を表示解像度*にリサイズして投写できるため、外部コンバーターなどによる変換作業が不要です。4K対応機器との接続性を確保することで、システム構築も簡素化できます。
* 映像はプロジェクターの解像度(1920 x 1200 ドット)にリサイズされます。

機器の一括制御に便利なHDMI-CEC端子を装備。CEC対応機器と本機をHDMIケーブルで接続すると、プロジェクターの電源オン・オフなどが外部機器のリモコンから行えるようになり、リモコンごとに操作する手間がなくなります。また、USB端子は5 V/2 Aの電源供給が可能で、市販のHDMIドングルやスティックPCはもちろん、当社の新しいワイヤレスプレゼンテーションシステム「PressIT」への給電にも対応。パソコンやスマートフォン、タブレット端末からのコンテンツ共有がワイヤレスで行えるだけでなく、プレゼンターの交代は手元のボタンをタッチするだけ。ソフトウェアのインストールは一切不要で、ストレスフリーなコラボレーションを実現します。
※ HDMIドングルなどの外部機器は別売です。他社製品は動作保証外となりますのでご注意ください。ワイヤレスプレゼンテーションシステム「PressIT」(品番: TY-WPS1)は2020年9月より発売予定です。

HDBase-T™準拠のデジタルリンク端子とネットワーク専用のLAN端子を分けることにより、プロジェクターの用途が大きく広がります。例えば、Art-Net DMX やCrestron Connected™、PJ-Link™などの制御信号をLAN端子に割り当てる一方、デジタルリンク端子を最大150 mまでの長距離映像伝送*に用いることが可能です。
* 別売のデジタルリンクスイッチャー ET-YFB200(4K信号入力非対応)と組み合わせてロングリーチモードで使用した場合に最長150 mの伝送が可能です。その際、伝送できる映像は1080/60p以下に限られます。LANケーブルのみによる最長伝送距離は、1080/60pの場合は100 m、4K/60pの場合は50 mです。
「静音」モード時の動作音はわずか27 dB*。ウェブ会議やオンライン授業など、静かさが求められる環境でのプレゼンテーションやビデオ視聴でも、参加者の集中力をそらしません。
* 「ノーマル」モード時は32 dBです。
高い信頼性を誇るSOLID SHINEレーザー光源を採用し、従来のランプモデルを遥かに凌ぐ安定性を確保。24時間連続で長期にわたり運用した場合でも、輝度・画質の低下がほとんど見られず、人通りの多いスペースにも安心してお使いいただけます。メンテナンスを最小限に抑えられることから、トータルコストの削減にも貢献します。
万一の光源トラブル時にも高輝度投写を維持できるよう、多数のレーザー素子からなるモジュールを複数個実装した「マルチレーザードライブエンジン*」を採用。万が一、いずれかの素子に不具合が生じても、パナソニック独自の冗長設計による保護回路が働くため、ほとんど輝度を落とすことなく投写を継続できます。大規模な講演やセミナーなど、輝度低下が大事なプレゼンに影響する場面でも安心してお使いいただけます。
* 輝度低下率はモデルによって異なります。

完全密閉の光学ブロックに加え、レーザー光源にはヒートパイプ方式、DMDチップにはヒートシンク方式の冷却システムを採用。フィルターレスによる20,000時間*メンテナンスフリー設計を実現し、保守点検が難しい高所への設置にも対応します。
* 運用モード「ノーマル」、[ダイナミックコントラスト 2]、IEC62087:2008 ブロードキャストコンテンツ投写、温度30 °C、海抜700 m、ほこり環境0.15 mg/m3の条件下で、光出力が半減するまでの使用時間です。20,000 時間を目安に、内部清掃を兼ねた点検を販売店にご依頼ください。使用環境によってメンテナンス時期が短くなる場合があります。使用時間が20,000 時間を超えた場合は、本機内部の部品交換が必要となる場合があります。使用条件や使用環境によって光出力半減時間は異なります。

マップの表示、未登録機器の自動検索など便利な機能が備わった「複数台監視制御ソフトウェア」により、最大2,048台のデバイスをネットワーク経由で制御できます。

パナソニック独自の画質補正回路「ディテールクラリティプロセッサー3」は、シーンごとに映像信号の周波数を分析し、超高域・高域・中域・低域成分の分布情報を抽出。画面内の各エリアに適したエンハンス処理を行い、自然で立体感のある映像を再現します。

明るい教室や会議室などでプロジェクターを使用する場合、照明や外光の影響で画面の視認性が低下することがあります。パナソニック独自の「デイライトビューベーシック」機能は、プロジェクターに内蔵したセンサーで環境照度を測定し、リアルタイムで適正な画質補正を行うことで、明るさ感を向上。明るい環境下でもメリハリのある見やすい映像を投写します。

LANケーブル1本(CAT 5e以上のSTPケーブル)で非圧縮の4K (4.2.0) 映像*1、音声*2、制御信号を最長50 m*3伝送可能。プロジェクターまでのケーブルを1本化でき、システムの簡素化とコスト削減に貢献します。
*1 4K信号入力時、映像はプロジェクターの解像度にリサイズされます。
*2 プロジェクターに音声機能がない場合、音声の伝送はできません。
*3 別売のデジタルリンクスイッチャー ET-YFB200(4K信号入力非対応)と組み合わせてロングリーチモードで使用した場合、最長150 mの伝送が可能です。その際、伝送できる映像は1080/60p以下に限られます。
内蔵センサーにより、プロジェクターの設置姿勢に応じて投写画像が自動的に180 °回転。床置き設置した場合はもちろん、天つり設置した場合も、メニュー操作による設定変更をすることなく*、自動的に適正な向きで映像を投写します。
* メニュー操作による設定変更も可能です。

リモコンの「ECO」ボタンを押し、ECOマネジメント設定をすることで、環境照度に応じて自動的に明るさを落としたり、無信号時の消費電力を低減することができます。

PT-FRZ50Jは、グリーン購入法(国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律)の定める判断基準に適合しています。グリーン購入法に適合したプロジェクターは、軽量コンパクト設計で梱包資材等の消費を抑え、長寿命、省エネルギーにて安心してお使いいただけます。グリーン購入法ならびに当社の環境への取り組みについて、詳しくはこちらをご覧ください。
・安全なレーザーシステム
・高速スタートアップ&クイックオフ
・360度全方位に設置可能
・「エッジブレンディング」「カラーマッチング」機能
・Art-Net DMX、Crestron Connected™、PJLink™に対応
・DICOMシミュレーションモード
・フェードイン&フェードアウト機能
・特殊形状スクリーンにも投写可能なスクリーン補正機能