当社の「ダイナミックコントラスト」技術を進化させ、25,000:1*の高コントラスト比を実現。新開発の映像シーン解析回路によって緻密な光源制御を行い、画面内の明暗差や、シーン連動の臨場感を一段と際立たせます。
* 全白/全黒、ダイナミックコントラスト:「3」時。工場出荷時における本製品全体の平均的な値を示しており、JIS X 6911:2021データプロジェクタの仕様書様式に則って記載しています。測定方法、測定条件については附属書B に基づいています。
輝度優先の「ダイナミック」モードと発色優先の「グラフィック/スタンダード」モードの選択が可能。「グラフィック/スタンダード」モードでは、独自の「リッチカラーエンハンサー」がカラーホイールのタイミングを調整することで発色の精度が高まり、作品の色を忠実に再現。お持ちのコンテンツごとに最適な映像投写が可能です。
コンテンツのビット深度が不足している場合、投写画面全体に縞状のノイズ(階調段差)が生じることがあります。PT-REZ15シリーズは、このような階調段差をリモコン1つで緩和できる「グラデーションスムーザー」機能を搭載しています。緩和レベルは、ノイズの度合いに応じて3段階から選択でき、不要な場合はオフにすることも可能。元映像の再編集が省けることから、コンテンツ制作の工数削減も見込めます。
※ 工場出荷時、グラデーションスムーザーの除去レベルは[2]に設定されています。
シーンごとに映像信号の周波数を分析し、超高域・高域・中域・低域成分の分布情報を抽出。画面内の各エリアそれぞれに適したエンハンス処理を行う、パナソニック独自の画質補正回路です。従来機種に搭載した「ディテールクラリティプロセッサー3」の機能に加え、プレゼンテーション資料やビデオ信号における解像感、鮮鋭感をさらに向上させ、高品位な映像表現を実現しました。
従来の黒レベル補正の場合、境界の幅・傾きのみを指定して補正を行うため、曲面スクリーンなどのエッジブレンディングが困難でした。このようなお困りごとを解決するため、PT-REZ15シリーズは、黒レベル補正の境界をスクリーン形状に合わせて変形できる機能を搭載しています。最大17点のポイントを用いることで、平面以外のスクリーンでも柔軟な黒レベル補正が可能に。高い精度を実現し、マルチスクリーンの一体感を高めます。
映像表示エリア外の黒レベル補正にも対応。幾何学ひずみ補正と非連動で補正できるため、従来はカバーしきれなかった映像表示エリア外の黒浮きも抑えられます。これにより、上端から下端まで、徹底的にシームレスな映像を投写できます。
※ 黒レベル補正前に黒レベルエリア設定を実施しておく必要があります。幾何学歪補正非連動の黒レベル補正は、平面スクリーンにおいて、横1列、または縦1列に並べる場合のみ使用可能です。
会議等のハイブリッド化により、21:9のワイド画面によるスクリーン共有が増えてきています。このようなニーズに応えるため、PT-REZ12シリーズは21:9のワイド信号入力に対応。多数の資料を分割表示したり、オンライン参加者の視線高を現地参加者と合わせたりといった活用が可能です。また、シネスコサイズ(シネマスコープサイズ)の映像をネイティブ解像度で投写できるため、より多彩なコンテンツに対応します。
15,000 lm*2のPT-REZ15JLBを含め、シリーズ全体でAC 100 V電源に対応しています。AC 200 Vの電源工事が必要ないことから、より高輝度な映像演出を既存のコンセントだけで実現でき、導入の手間・コストが抑えられます。
*1 次の環境では、最大光出力が低下する場合があります:電圧がAC 100 V未満に低下した場合。ファンクションボードが本機のスロットに取り付けられている場合。使用に伴い光源が劣化した場合。光学ブロック内に塵や埃が蓄積した場合。
*2 工場出荷時における本製品全体の平均的な値を示しており、JIS X 6911:2021 データプロジェクタの仕様書様式に則って記載しています。測定方法、測定条件については附属書 B に基づいています。
さまざまな空間に調和するコンパクトボディで、輸送等に要するリソース・カーボンフットプリントの削減に貢献。1台あたり2名で持ち運べ、複数台時の運搬もスムーズです。高効率な液体冷却システムの採用で、最小32 dB*の静音性も確保。動作音がほとんど気にならず、演出に集中しやすい環境づくりをサポートします。
* PT-REZ80JLの「静音優先」モード時。詳しくは本シリーズの「仕様表」をご覧ください。
当社1チップDLP®モデル向けのモーター駆動による新レンズラインアップに対応。超短焦点から長焦点まで幅広く取り揃え、さまざまな演出空間に対応します。フレア、色にじみ、レンズシフト幅の改善に加え、ネイティブコントラストも向上。シーンごとのフォーカス切り替えを正確に行えるレンズメモリー機能や、電動周辺フォーカス調整*1などの便利機能も搭載しています。これらの調整は専用アプリ「Smart Projector Control」*2を用いて、お持ちのスマートフォンから行うことも可能です。
*1 ET-C1S600/C1T700/C1T800 を除く。
*2 Smart Projector ControlアプリはApp Store またはGoogle Play からインストールいただけます。対応端末/OS を事前にご確認ください。
※ PT-REZ15シリーズはC1シリーズのレンズにのみ対応しています。
当社が独自に開発したメディアプロセッサー「ET-FMP50シリーズ」に対応しています。再生機能はもちろんのこと、ワーピング/ブレンディングなど、手間のかかるマルチスクリーン調整をカメラ連携*で自動化できます。軽量コンパクトなボックス型に加え、当社製プロジェクターのIntel® SDM仕様スロットに装着できるファンクションボード型もご用意。ET-FMP50シリーズの仕様・特長について、詳しくはこちらをご覧ください。
* 対応カメラは株式会社ニコン製D5200/D5300/D5500/D5600/D7500/Z50 になります。カメラは別売です。
Intel® SDM(Smart Display Module)規格の拡張スロットを装備。当社製ファンクションボードに加え、他社製ボードも装着できるため、拡張性がさらに広がります。
※ 端子部レイアウトはイメージです。ファンクションボードは別売です。スロットへの伝送方法がHDMI信号によるものに限ります。Intel® SDM 仕様に対応した他社製品すべての動作を保証するものではありません。
お持ちのコンテンツを「ユーザーイメージ」として登録することで、テストパターンやスタートアップロゴ*1、信号未入力時のスクリーンセーバーなどにご活用いただけます。
*1 PT-REZ12JL/REZ10JL/REZ80JLは「ロゴ転送ソフトウェア」が必要です。
*2 PT-REZ15JLBはBMP/PNG/JPEG形式のユーザーイメージを最大4つまで登録できます。PT-REZ12JL/REZ10JL/REZ80JLはBMP/PNG形式のユーザーイメージを最大3つまで登録できます。
プロジェクターをスマートフォン上で操作できる「Smart Projector Control」アプリ*1に対応。QRコード*2読み取りによる無線LAN接続に加え、プロジェクターと端末をUSB接続することで、WEB制御画面に端末のブラウザからアクセスできる「USBコネクトコントロール機能」を新搭載し、さらに便利で使いやすくなりました。電源オン・オフやステータス確認、入力信号の切り替えだけでなく、レンズ調整やテストパターンの切り替え、30 m*3離れた位置からの自動フォーカス調整*4にも対応。「Smart Projector Control」アプリ*1について、詳しくはこちらをご覧ください。
*1 対応端末やOS については、App Store またはGoogle Play をご覧ください。
*2 QRコードを読み取ってWi-Fi接続する場合、別売のワイヤレスモジュールAJ-WM50GTが必要です。
*3 300型スクリーンを投写した場合。100型スクリーン投写時は3 mになります。
*4 一部の端末は対応していません。
プロジェクターを搬入した直後など、使用電源が確保できない状況でも設定を行える「NFC機能*」に対応しています。本体表面の「NFCタッチポイント」にスマートフォンをかざすと、プロジェクターに登録されている設定情報を自動で読み取り。IPアドレスやプロジェクターIDなどの情報をその場で書き換えることができ、デバイスを再度かざせば反映完了。本体の初期化も電源投入なしで行えるため、イベント終了後の機材管理にも便利です。
* 対応端末やOS については、App Store またはGoogle Play をご覧ください。
任意のグリッド数・ポイントによる幾何学ひずみ補正をリモコンだけで行える「フリーグリッド機能」を搭載しています。2 x 2、3 x 3、5 x 5、9 x 9、17 x 17からグリッド数を選び、グリッドパターンとして表示させることで、ポイント単位でのひずみ補正や、垂直・水平ラインを指定しての一括補正が可能に。補正データはグリッド数・ポイントの変更後も維持されるため、大まかな修正から細かな修正への移行もスムーズ。高度なスクリーン調整をリモコン1つで行える便利な機能です。
「幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア」のアップグレードキットをプロジェクターに適用済みのため、有償でのアクティベーションが不要に。無料版ソフトウェアをダウンロードするだけで、パソコンを用いた補正範囲の拡大や、市販のカメラによる幾何学ひずみ補正・エッジブレンディング・カラーマッチング・スタッキング・輝度・黒レベルの自動調整が可能になります。球状などの特殊スクリーンに加え、マルチスクリーン調整もスピーディーに行えます。
イマーシブ演出の現場では、プロジェクターを傾けて設置することが増えてきており、角度の調節が作業上大きな負担となっています。こうした手間を省くため、PT-REZ15シリーズは「角度モニター」を新たに搭載しています。内蔵センサーで検知した角度をもとに、前転(PITCH)/側転(ROLL)の傾きを投写画面上にシミュレーション表示。スクリーンを見ながら調整できるので、測定に要する人員が減り、作業の省力化とスムーズ化に貢献します。
※ 表示される数値は角度センサーの検出結果を基にしたものであり、実際の本機の姿勢を表す角度とは異なる場合があります。また、表示される数値は目安であり、精度を保証するものではありません。
キャリブレーションに便利な「スクリーンマーカー」機能を新搭載。周辺機器のセットアップ前に垂直/水平ラインで事前調整できる「ラインマーカー」に加え、ピンポイントな実測に便利な「クロスヘアマーカー」を搭載しています。
「WEB制御機能」の仕様をアップデート。テーマカラーを「白/黒」の2色からお選びいただけるほか、UIデザインも一新。電源オン・オフなどのスケジュール機能も加わり、さらに使いやすくなりました。他にもホーム画面のカスタマイズや、スクリーンサイズの自動切り替えなどに対応。OSDメニューをデバイス画面上に表示できるため、プロジェクターをよりスムーズに制御いただけます。
※ PT-REZ12JL/REZ10JL/REZ80JLは従来のWEB制御機能にのみ対応しています。
IEC規格60529/JIS C0920 IP5X(防塵形)*1に適合した光学エンジン・レーザー光源モジュールにより、フィルターレスの20,000時間*2メンテナンスフリー運用を実現。当社独自の厳しい防じん試験をクリアした高信頼設計で、人通りの多い環境でも安心してご使用いただけます。
*1 本機の防塵性能は、全ての条件下(導電性の粉塵が舞う環境など)の使用における製品の無破損、無故障を保証するものではありません。油分、塩分、水分を含むスモークのある環境の場合はエンクロージャーなどをお使いください。
*2 運用モード「ノーマル」、[ダイナミックコントラスト]を[3]に設定、IEC62087:2008 ブロードキャストコンテンツ投写、温度35 °C、海抜700 m、ほこり環境0.15 mg/m3 の条件下で、光出力が半減するまでの使用時間です。20,000 時間を目安に、内部清掃を兼ねた点検を販売店にご依頼ください。使用条件や使用環境によって光出力半減時間は異なります。使用環境によってメンテナンス時期が短くなる場合があります。使用時間が20,000 時間を超えた場合は、本機内部の部品交換が必要となる場合があります。
入力信号が乱れてもシームレスに投写を継続できる「バックアップ入力」に対応。HDMI™ 1をプライマリー入力に、HDMI™ 2をセカンダリー入力に設定しておけば、万一HDMI™ 1の信号が乱れても、最速約0.3秒*でHDMI™ 2へとスイッチ。映像を中断させてはいけない環境での信頼性を高め、安定した運用を実現します。
* バックアップ入力モードの設定と、ご使用の外部接続機器に依存します。
※ プライマリー/セカンダリー入力の組み合わせは固定です。プライマリー信号(またはセカンダリー信号)が中断された際に、自動的にセカンダリー信号(またはプライマリー信号)に切り換わります。プライマリーおよびセカンダリー入力信号が同じである場合にのみ、バックアップ入力設定が有効になります。
光源トラブル発生時も安定して投写を続けられるよう、「マルチレーザードライブエンジン」を採用。多数のレーザー素子からなるモジュールを複数個搭載しており、万一いずれかの素子に不具合が生じても、パナソニック独自の冗長設計による保護回路が働くため、ほとんど輝度を落とすことなく投写を継続できます。大規模なイベントなど、映像の中断が許されない場面でも安定したパフォーマンスを実現します。
「リモートプレビューライト」を用いれば、日中の屋外や演奏リハーサル中など、コンテンツを投写できない状況でも入力映像を事前に確認できます。お持ちのパソコンとプロジェクターをネットワーク接続すると、WEB制御画面または「複数台監視制御ソフトウェア」が、入力映像をサムネイル表示。シャッター使用中やスタンバイ状態*でも確認できるので、ソース機器とプロジェクター間の不具合をいち早く検知。トラブルへの迅速な対処を可能にします。
・Art-Net DMX、PJLink™、Crestron Connected™ V2、Crestron XiO Cloud™、Extron XTP®
・IPv6*1
・AJ-WM50GT/USB メモリー接続(USB端子)と5V/2A給電(DC 出力端子)に対応
・複数PJファームウェア一括アップデートツール
・「コントラスト連動&シャッター連動」機能
・「データクローニング」機能*2
・21:9のワイドスクリーン信号入力に対応
・高速スタートアップ&クイックオフ
・マルチスクリーンサポートシステム
・複数台輝度・色コントロール機能
・DICOMシミュレーションモード
・波形モニター機能
*1 ワイヤレスモジュール AJ-WM50GTはIPv6に対応しておりません。 *2 同一シリーズ内で解像度が同じ機種のみ実行可能。パスワード、プロジェクターID、ネットワーク設定を除く。
未知なる映像体験に寄せられる期待に応えるため、最新鋭の映像テクノロジーを搭載。独自の「リッチカラーエンハンサー」によるカラーホイール制御で発色を高めつつ、レンズ性能の進化でネイティブコントラストも向上。光源を緻密に制御するダイナミックコントラストとの融合で画面内の明暗差がさらに際立ち、圧倒的な臨場感を演出できます。
ワークフローをスムーズ化する多彩なオプション・インターフェースに対応。まず、レンズラインアップを一新し、レンズシフト範囲の拡大と、電動での周辺フォーカス調整*1 を実現。Intel® SDM 拡張スロット*2 の搭載で接続性も向上。さらに、任意コンテンツをソース入力なしでテストパターンに活用できる新機能*3 や、電源レスでの事前設定に便利なNFC 機能、アップグレードキット適用済の「幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア*4」にも対応し、現場における複雑なセットアップを迅速化します。
当社が3 チップDLP®方式で培った完全液体冷却システムと、密閉型の光学エンジンを組み合わせフィルターレスデザインによる20,000 時間*5 メンテナンスフリー運用を実現。あらゆる状況を想定し独自の冗長設計を施した「マルチレーザードライブエンジン」や「バックアップ入力*6」機能も搭載。過酷な環境や、失敗が許されない場面でも安心してお使いいただけます。
*1 一部レンズのみ対応。
*2 Intel® SDM 仕様のファンクションボードは別売です。Intel® SDM 仕様に対応した他社製品すべての動作を保証するものではありません。
*3 本機に登録できるテストパターンは、次の条件を満たす静止画データです。解像度 1920 x 1200 ドット以下の PNG 形式または BMP 形式ファイル。PNG 形式の場合:1/8/16/24/32/48/64 ビット(ただし、αブレンディングは無効になり、後景画像は透過されません)。BMP 形式の場合:1/8/24 ビット。
*4 「幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア&アップグレードキット」を利用するには、プロジェクターの登録が必要です。会員制サポートシステム「PASS」に登録いただくと、Windows® 用「幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア(無料版)」のダウンロードが可能になります。
*5 運用モード「ノーマル」、[ダイナミックコントラスト]を[3]に設定、IEC62087:2008 ブロードキャストコンテンツ投写、温度35 °C、海抜700 m、ほこり環境0.15 mg/m3 の条件下で、光出力が半減するまでの使用時間です。20,000 時間を目安に、内部清掃を兼ねた点検を販売店にご依頼ください。使用条件や使用環境によって光出力半減時間は異なります。使用環境によってメンテナンス時期が短くなる場合があります。使用時間が20,000 時間を超えた場合は、本機内部の部品交換が必要となる場合があります。
*6 組み合わせは固定です。プライマリー信号(またはセカンダリー信号)が中断された際に、自動的にセカンダリー信号(またはプライマリー信号)に切り換わります。