EA-7HW02AP1は次世代の無線LAN規格802.11acに対応しています。
従来製品比で周波数帯域幅が2.2倍、伝送効率が1.3倍となり、最大867 Mbps※の伝送速度を実現しています。
利用者数の変動に左右されずに、SSID毎に端末接続数を保証します(接続機会の公平性確保)。
通信品質を確保するために、設定された台数以上の端末が接続された状態になると、新たな端末からの接続要求を拒否します。
起動時に全チャンネルのスキャンを行い、周囲の電波状況を把握し、最適な周波数を選択し運用に移行します。また、運用中に干渉を検出した際に最適な周波数を自動的に再選択します。
※2.4GHz側は、ノイズ干渉波検知時のみ自動再選択します
ローカル側にVPNルータ等を設置することなく、VPNを介してリモート(セン
ター)側ネットワークにレイヤ2レベルで接続が可能です。また、IPsecに対応し、インターネット等の一般網経由でのVPN接続が可能です。
無線マルチホップにより、LANケーブルを引けない場所にもネットワークを構築可能です。ただし、機種の組合せによっては、マルチホップを構築することはできません。どの機種間でマルチホップ機能をご利用いただけるかについては、以下の「機種間マルチホップ対応表」をご確認ください。
※EA-7HW02AP1でもマルチホップ対応になりました。(FW0203R0600以降)
アクセスポイントの集中管理が可能です(設定/ファームウェア更新/ログ/ 死活監視等)。
総合監視マネージャーはアクセスポイントの動作とは独立しているため、統合監視マネージャーがトラブルにより停止した場合でも、アクセスポイントはサービスを継続することが可能です。
この機能のご利用シーン
複数のアクセスポイントを集中監視したいというシーンでのご活用を想定しています。
セキュリティ
- 暗号化方式として、WEP、WPA2(Personal/Enterprise)、WPA3(Personal)※に準拠しています。
※最新版FWにアップデートください。 - 認証方式としてMAC認証、IEEE802.1X認証、Web認証に準拠しています。
※認証サーバは内蔵していません。
この機能のご利用シーン
ネットワークに接続できる端末を限定し、セキュリティを確保したいというシーンを想定しています。
PoE対応
- IEEE802.3afに準拠しているため、既設のPoE給電機器を用いて使用可能です。
WMM
- WMM機能により、アプリケーション毎に優先度を設定して送受信可能です。
端末間の折り返し禁止設定
- 端末間の通信を制限可能です。
各種監視プロトコルをサポート
- Telnet、SSH、HTTP/HTTPS、FTP/SFTP、SNMP/Trap、NTP、syslogに対応しています。
(単位:mm)
| 項目 | 仕様概要 |
|---|---|
| 入力電圧 | AC 100V - 240V ※添付の電源コードは100 Vでのみ使用可 |
| 出力電圧/電力 | DC 55V / 30W |
| 動作環境 | 温度: 0℃~40℃, 湿度: 5% ~ 95%(結露なきこと) |
| 外形寸法/質量(公差、突起含まず) | 幅52mm × 高さ35mm × 奥行141mm / 約400g |