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重度の下肢障がいを持ち車椅子で生活する東浩司さんは、パナソニック交野株式会社の創業一期生で、勤続39年の大ベテラン。
マイクロカセットやカーデッキなどの製造担当者を経て、現在は2021年4月からスタートした文書電子化サービスと、パナソニック製の3層不織布マスクの受注業務に、実務推進リーダーとして携わっています。
仕事を「心地よい場所」と語る東さんは、持ち前の明るさとコミュニケーション能力の高さでチームを引っ張っています。
 

東 浩司
パナソニック交野株式会社

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東 浩司
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敢えて静かに見守るという、厳しくも温かい姿勢で成長を促進
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まずは現在のお仕事の中心である文書電子サービスについて、少し詳しくお話しいただけますか?

ペーパーレス化による保管スペースの削減とテレワーク・在宅ワークをご支援する目的でスタートした新規事業で、お客様からお預かりした資料をスキャンしてPDFに変換し、CD-ROMに記録して納品するのが主な仕事です。担当する文書電子班には私を含め3名が所属しているのですが、一人が知的障がい者の方で、文書を留めてあるクリップやホチキスを除去して一枚ずつにする作業を担当してもらっています。もう一人はそれをスキャンしてPDF化する作業、私は文書の状態に応じたスキャン方法を指示しながら、責任者として完成したデータの最終チェックを行っています。

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仕事の難しさを感じるのはどんな場面ですか?

一番気を遣うのは納期ですね。お客様からは『ファイル〇〇冊』というかたちでご依頼いただくのですが様式は様々です。紙面の大きさも色々ですし、片面印刷であったり両面印刷であったり、一枚ずつ折ってあったりまとめて折ってあったり、ホチキスで留めてあったりクリップで留めてあったり・・・・。また、お預かりする資料が大量で、今進めているお客様の例だと、段ボール箱にして50箱分くらい。かなりの業務量になるので、指定された納期を目指して緊張感を持って作業しています。具体的には、失敗しないように作業の順番を明確に提示したり、手が空いたら他の人の作業を手伝ったり、できるだけ無駄な時間を作らない工夫をしています。また、中には何十年も前の古い文書があり、鮮明なデータ化のためにスキャン範囲や濃度・解像度を何度もやりかえることもあります。始めたばかりの新規事業で社内にもノウハウが溜まっていません。日々試行錯誤を繰り返しながらチャレンジしています。

あとは、誰でもそうですが、単調な作業を延々続けているとミスが起こる原因にもなりますから、声がけがとても大切です。様子を見守りながらときどき声をかけたり、面倒でも『ホチキスをはずします!』というように、今からやる作業を声に出してもらったりしていますね。万一失敗したときは、二度と同じことが起こらないように、なぜそうなったのかを順を追ってきちんと説明させます。
 

自分でやればすぐに出来てしまう仕事でも敢えて任せてみる、静かに見守るという姿勢が厳しくも温かいですね。

障がい者だからといって、甘えさせてくれる会社ではありません。同じ仕事でも能力的な違いで、出来ること・出来ないことがありますが、治具を作ったり、工夫して自分たちなりのやり方を考えて実行することが当社の当たり前になっています。障がいの種類に応じた仕事のしかた、声がけのタイミングなどは、これまで何十年も仕事をしてきた中で経験値を積んできました。

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働きやすさは、「制度」ではなく「人」が作るもの
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東さんは仕事にどんな価値を見出していますか?

私にとっての仕事は、家族を扶養し、生活していくためのものであることに他なりませんが、18歳から仕事をしてきて、人としてだいぶ成長できたなという実感があります。ただ漫然と働くのではなく、いろんな意味で自己成長できる環境がここにはあります。成長できる場所であることは働きやすさにもつながっていると思います。自分に合わないならすぐに辞めればいいという甘い考えで入社しましたが、障がい者同士助け合いながら一つの仕事を全うすることで仲間ができ、いつしか心地よい大切な場所の一つになっていました。

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それだけ働きやすい職場だということですね。

そうですね。これまで障がいを持っていることで困ったこともありません。一般社会だと、障がい者というだけで周りの手助けがありますが、ここではそれがないのでかえって気が楽なのです。結局働きやすさというのは、制度ではなく、人が作るものだと思うんですよね。

多様性に関しても同様です。異なる人を理解し、受け入れることは簡単ではありません。でも、この会社には、隣に異なる人がいることに気づいて認め合う風土があります。そもそも隣同士を認め合わないと何一つ前に進まないという実情もあるからです。非常に個性的な方が多いので、お互いの「出来る」「出来ない」を理解し合い、アイデアを出し合い、補い合いながら、同じ目標を共有して進んでいます。そこから独自の生産工程が生まれています。それこそが多様性が生み出す価値だと思います。
 

なるほど。ハード面での働きやすさはいかようにでもなりますが、ソフト面での働きやすさは、互いが違いを認め合い、協力し合うことで作られるということですね。ところで、忙しい日々の中で、どうやって息抜きをされているのでしょう?

私には三人の子供がいるのですが、休みの日は家族で遠出したり、夏休みには家族旅行をしたりしています。ここのところ新型コロナウイルスの感染拡大で思うように外出できないので、もっぱら疲れを取る時間に充てていますね。車の運転も大好きです。
 

今後の目標や夢は何かありますか?

目標と言えるかどうかわかりませんが、とにかくカラダを壊さずに健康体で仕事をしていくことです。

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わたしたちのDEI、東 浩司さんのインタビューです。
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