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顧客ニーズの多様化により拠点の拡大と業務の複雑化が進行

福岡運輸株式会社様は冷凍・冷蔵輸送を中心とした定温物流を全国ネットワークで展開しています。物流業界における2024年問題で多様化する顧客ニーズに対応するため、年々拠点数が拡大。輸送量の増加にともない業務が複雑化する中で、従来の紙や電話連絡をベースに行っていた積荷管理作業が現場の大きな負担となっていました。そこで、現場の業務を効率化し持続可能な物流体制を構築するために、社内にDX推進プロジェクト「T-プロジェクト」を立ち上げました。T-プロジェクトのメンバーが中心となり受注・配送業務をデジタル化する自社独自の物流情報プラットフォーム「TUNAGU」を展開するなど、現場主導による業務改善活動を本格的にスタートしました。

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導入した理由
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現場に寄り添うシステム開発を評価

福岡運輸株式会社様では2023年にパナソニック コネクトの配送見える化ソリューション(現・配送進捗管理システムZetesChronos™)を導入。輸配送業務を一元管理する輸送システムとリアルタイムかつ双方向のデータ連携をすることで、積荷確認やドライバーの指示業務の削減を実現しました。集配業務がデジタル化された一方で、倉庫間の幹線輸送における入荷・出荷の検品業務は従来の紙と目視の業務が中心であり、改善の余地が残されていました。倉庫業務のデジタル化を推進する中で、従来の紙の積荷依頼書に近いUI設計や項目の表示設定、柔軟なカスタマイズで作業員が直感的に操作できる倉庫実行管理システムZetesMedea™に着目。配送見える化ソリューションと同様に輸送システムとリアルタイムかつ双方向のデータ連携可能な点が決め手となり導入を決定。開発段階から現場の作業員の意見を取り入れ、実際の運用に即したシステムが構築されました。輸送量の多い東京・大阪の2拠点での導入を開始し、全国展開を視野に入れた運用が進められています。

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導入後の効果
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ヒューマンエラーの削減はもちろん作業計画の判断も迅速化

現場では倉庫実行管理システムZetesMedea™の機能の中から入荷検品と出荷検品を活用。これまで紙の伝票と目視で行っていた荷物の検品作業は、タフブックFZ-N1によるバーコードスキャンにより積込検品のデジタル化を実現することで、検品ミスや積み間違い、積み漏れといったヒューマンエラーの防止にもつながっています。さらに、輸送システムとの連携により、管理事務所の端末やフォークリフトに設置したタフブックCF-33から、荷物の所在やトラックの集荷状況などがリアルタイムで把握できるようになりました。大阪支店 業務係長 平田 圭亮様は「積み荷の状況が把握できることで、急きょ積荷の変更が発生した場合も、配送の進捗状況を確認して別の荷物を積んで出荷するといった計画変更の見通しが立てやすくなり、現場は非常に効率化しています」と語ります。

事務作業の削減に加え、標準化による全社展開を推進

検品がデジタル化されたことで、入出荷時に紙の積荷リストをもとに夜間、システムへ手入力していた作業が不要となり、事務作業においても大幅な作業負担の削減につながりました。特に、積荷に変更が発生した際の確認作業や再入力の負担が軽減され、業務のスピードと正確性が向上しました。また、検品の設定項目などを拠点ごとの運用スタイルに合わせて柔軟な仕様の変更対応が可能なため、現場の特性に応じた導入を進めることができると好評です。東京・大阪で培った運用ノウハウを基に、他拠点への展開も視野に入れた標準化が進められています。現場と事務部門の双方における業務改善が、全社的なDX推進の土台となっています。

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入荷した荷物をドライバーが作業端末のタフブックFZ-N1で検品。これまで紙の伝票と目視の手作業で行っていた検品業務をデジタル化。
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写真:入荷した荷物をドライバーが作業端末のタフブックFZ-N1で検品
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フォークリフトに設置した端末タフブックCF-33で積荷状況の確認が行えます。
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写真:フォークリフトに設置した端末タフブックCF-33で積荷状況の確認
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積荷の状況をリアルタイムに把握が可能。検品ミスや積み間違い、積み漏れを防止。
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写真:積荷の状況をリアルタイムに把握が可能。検品ミスや積み間違い、積み漏れを防止
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事務所から配送進捗を確認して別の荷物を積んで出荷するといった計画変更の見通しも容易に。
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写真:計画変更の見通しも容易に
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事務所では着荷したドライバーに作業端末を手渡すなど現場に合わせた運用が可能です。
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写真:事務所では着荷したドライバーに作業端末を手渡すなど現場に合わせた運用が可能
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お客様の声
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輸送システムを軸に、社内外のDXを加速

輸送システムとの連携をベースに倉庫実行管理システムでの積荷管理がより効率的になり、今後は全国展開することで、社内外の業務を統合化・効率化していく方針です。紙や電話に依存していた業務をデジタル化することで、入力ミスの削減や業務スピードの向上を図るとともに、パートナー会社やお客様とのデジタル連携も強化。将来的には受注から納品までの全工程をデジタルでつなぎ、持続可能な物流の構築を目指しています。

現場では、紙の帳票や手書きの修正作業が減ったことで、作業者の負担が軽減されたという声も上がっています。今後はこうした効果を全国の拠点にも広げていくことで、全社的な業務効率の向上とサービス品質のさらなる強化を目指していきます。パナソニック コネクトさんのソリューションを通じて、より柔軟で強い物流体制を構築していきたいと考えています。

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福岡運輸株式会社<br>
業務推進部 次長 兼 <br>システム課長<br>
生津 瑠美様(写真左)<br>
大阪支店業務係長<br>
平田 圭亮様(写真右)<br>
※所属は取材時のものです。<br>
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写真:福岡運輸株式会社 生津 瑠美様/平田 圭亮様
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納入機器
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  • 倉庫実行管理システム ZetesMedea™ライセンス
  • 4.7型 頑丈ハンドヘルド タフブック FZ-N1 x 9台
  • 12.0型 頑丈PC タフブック CF-33 x 6台
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お客様紹介
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定温物流のパイオニア

福岡市博多区に本社を置く福岡運輸株式会社様は、冷凍・冷蔵輸送を中心とした定温物流のパイオニアです。全国にネットワークを展開し、食品など温度管理が必要な貨物の輸送に特化されています。2026年には創立70周年を迎え、全国的な物流ネットワークの強化を進めています。

所在地:〒812-0002 福岡市博多区空港前2丁目2番26号

URL:https://www.fukuokaunyu.co.jp/

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福岡運輸様の物流拠点
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福岡運輸株式会社様
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noyth-fukuoka
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福岡運輸株式会社様
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サブタイトル
倉庫実行管理システム ZetesMedea™
場所
関東、関西
課題タイプ
業界タイプ
マイグレーション用ケーススタディ
No
説明
紙や目視で行っていた幹線輸送の倉庫業務をデジタル化。倉庫間の作業を見える化し、物流業務全体のDXを実現。
課題

配送業務の見える化が進んでいたが、倉庫間の幹線輸送の積荷管理は紙や目視に頼っていた。

ソリューション

検品業務のデジタル化でヒューマンエラーの削減や、迅速な現場判断・対応が可能に。

引用

輸送システムとの連携をベースに倉庫実行管理システムでの積荷管理がより効率的になり、今後は全国展開することで、社内外の業務を統合化・効率化していく方針です。

引用(author)
福岡運輸株式会社 業務推進部 次長 兼 システム課長 生津 瑠美様
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