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図鑑ミュージアム様事例動画
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図鑑から広がる体験型ミュージアムがオープン

2021年7月、全く新しいアカデミック・エンターテインメントを体験できる「ずかんミュージアム銀座」がオープンしました。小学館の図鑑NEOシリーズから着想を得てつくられた本施設は、世界中の様々な生き物がプロジェクションされている異空間の中で、まるで図鑑の中を冒険するように学ぶことができる体験型ミュージアムです。館内は森や海、サバンナなど、大自然を表現した造形物で空間演出され、あらゆる場所にリアルな動きで生き物たちが投影されます。その生き物を投写する映像機器として、パナソニックのDLP®プロジェクターが41台採用されました。

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導入理由
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設置の自由度を高め、ミュージアムのコンセプトを具現化

今回採用に至った一番の理由は、短い投写距離で大画面投影が可能な超短焦点レンズによる設置性とラインナップの多さでした。機器選定を担当した株式会社エイド・ディーシーシーの前田輝様は語ります。

「当施設は天井が低く、配管がむき出しになっておりプロジェクターの設置が困難な環境でした。また、沢山の生き物が至る所に現れて驚きを与えるコンテンツにしたかったため、空間に対して従来の何倍もの密度でプロジェクションをする必要がありました。しかしそれらの課題はパナソニックさんの超短焦点レンズにより全て解決することができました」

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導入後の効果
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プロジェクターならではのインタラクティブな演出を実現

「ずかんミュージアム銀座」に入ると、まずはエントランスで「記録の石」という端末が渡されます。端末は館内のプロジェクションと連動しており、ボタンを押すことでミュージアム内の生き物を記録して回ることができます。本施設のクリエイティブディレクターである株式会社エイド・ディーシーシーの北井貴之様は語ります。

「当ミュージアムは、まずは好きなように歩いていただき、座ってゆっくり大自然の世界に浸ったり、『記録の石』で生き物を集めて回ったり、ゲストが自ら楽しみ方を決められるようつくられています。プロジェクションならではのインタラクティブな演出を沢山用意していますので、めぐる度に隠れた仕掛けを発見できると思います」

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エントランスを入ると最初に現れるのは、1チップDLP<sup>®</sup>レーザープロジェクターPT-RZ870JLを5台使って人間の視野角に近い210度をシームレスにプロジェクションしたエリア。ここから大自然への扉が開かれる。
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写真:210度をシームレスにプロジェクションしたエリア
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幅広いレンズの種類を活用することで空間に適したプロジェクターの設置を実現

館内は5つのゾーンで構成されており、各ゾーンのテーマに合わせて深い森の木々をイメージしたパイプや、サバンナの岩をイメージしたブロックなど、想像力を掻き立てる造形物にシームレスなプロジェクションが行われています。本施設の空間演出を担当した株式会社ドリルの伊吹圭策様にお話を伺いました。

「これだけの造形物が密集している中でプロジェクターを最適な位置に置くことは本来非常に難しいです。パナソニックさんのプロジェクターは普段からよく使わせていただいていますが、超短焦点レンズにより造形物が入り組んでいても柔軟に設置できるので空間演出をする上で非常に助かっています」

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「記録の石」のボタンを押すと生き物を記録できる。目の前の生き物の身体が光り輝いた時がチャンス。
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写真:記録の石
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ディープフォレストゾーン
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最初に現れる動物はシアマン(フクロテナガザル)。森の奥地へ迷い込んだような空間演出と、シアマンのリアルな動きにより一瞬で大自然の世界へ引き込まれる。

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写真:森の奥地へ迷い込んだような空間演出と、シアマンのリアルな動きにより一瞬で大自然の世界へ引き込まれる
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ディープフォレストゾーンを進んで行くと分かれ道が。「ずかんミュージアム銀座」ではゲストが迷い込むことを楽しめるようルートは決められていない。
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写真:ディープフォレストゾーンを進んで行くと分かれ道が
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ミラーが内蔵された固定焦点レンズ(超短焦点レンズ)ET-DLE035は、設置方向の反対側に反射させることで投写距離を大幅に短くできる。
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写真:ミラーが内蔵された固定焦点レンズ(超短焦点レンズ)ET-DLE035
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木々に囲まれた空間を覗くと大きなヘラジカが登場。生き物たちは実際の映像を利用したフォトリアルな描写ではなく、イラストタッチで再現している。
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写真:木々に囲まれた空間を覗くと大きなヘラジカが登場
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DLP<sup>®</sup>機種の映像表現力と超短焦点レンズET-DLE020を活用することで、木々に囲まれた狭いエリアや曲面のスクリーンにも綺麗に投写。
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写真:超短焦点レンズET-DLE020
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ゲストと映像演出の距離をより近くする超短焦点レンズ

ゲストが生き物を間近に感じる点においても超短焦点レンズは貢献していると、株式会社エイド・ディーシーシーの前田様は語ります。

「人が近づくと生き物が逃げるなど、ゲストとスクリーンとの距離によって生き物の動きが変わる演出を行っていますが、本来であればスクリーンに近づくと映像に人の影が映って見えなくなってしまいます。しかし超短焦点レンズのおかげで人の影に隠れることなく至近距離で映像を楽しんでいただけるようになりました。この超短焦点レンズがなければここまでゲストと生き物の距離を近くすることはできなかったと思います」

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数歩行けばすぐに別の生き物に出会えるほど沢山のプロジェクションが行われている。投写距離の足りない場所では固定焦点レンズ( 超短焦点レンズ)ET-DLE035が活躍
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写真:数歩行けばすぐに別の生き物に出会えるほど沢山のプロジェクションが行われている
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DLP®プロジェクターの映像表現、マルチブレンディングで没入感を演出

24時間を24分間に凝縮した独自の時間表現により、時間帯で変化する生き物の様子を楽しめる本ミュージアムでは、DLP®ならではの高コントラストと複数台投写でシームレスな空間を実現しています。

前田様は、「今回はパキッとした圧倒されるような画を出したかったので、このDLP®プロジェクターは『ずかんミュージアム銀座』のイメージに非常にマッチしていました。実際設置後にプロジェクターの映像を見て“素晴らしい!”と思いましたね」と語ります。

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ウォーターフォールゾーン/アンダーウォーターゾーン
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滝を表現したストリングカーテンが印象的なウォーターフォールゾーン。1チップDLP<sup>®</sup>レーザープロジェクターPT-RZ690JLを使って、昼はダイサギ、夜はゲンジボタルといった昼と夜で変わる川の生き物たちを美しく描き出す。
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写真:ウォーターフォールゾーン
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“水の中”を体験できるアンダーウォーターゾーン。超短焦点レンズET-DLE020の活用により、お客様の影はスクリーンに映らない。また、天井にも生き物を投影しており頭の上を巨大なワニが泳ぐ。
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写真:アンダーウォーターゾーン
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壁の中に下向きに埋め込んだプロジェクターに固定焦点レンズ(超短焦点レンズ)ET-DLE035を付けることで、床にプロジェクターを置くことなく天井への投写を実現。
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写真:固定焦点レンズ(超短焦点レンズ)ET-DLE035
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ワイルドフィールドゾーン
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ワイルドフィールドゾーンでは、1チップDLP<sup>®</sup>レーザープロジェクターPT-RZ690JLを7台とSpace Playerを5台使用して広い空間全体に投写。
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写真:ワイルドフィールドゾーン
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ワイルドフィールドゾーンの夕方。オグロヌーの群れが大移動する姿を見ることができる。
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写真:ワイルドフィールドゾーン
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満天の星空が美しいワイルドフィールドゾーンの夜。岩を表現したブロックは時間経過に合わせて少しずつ色が変わる。
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写真:ワイルドフィールドゾーンの夜
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アントビューゾーン
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“アリの目線”で虫たちを観察できるアントビューゾーンでは、三方に向けて3台、床に向けて2台設置された1チップDLP<sup>®</sup>レーザープロジェクターPT-RZ870JLとズームレンズ(超短焦点レンズ)ET-DLE020により、虫の世界に囲まれた没入体験を実現。
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写真:アントビューゾーン
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虫たちの動きにより風が吹いたり、虫の足音が響いたり、椅子が振動したりと、映像以外の演出も施されている。それらの演出機器との干渉を避けるために、プロジェクターの設置の自由度が貢献した。
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写真:虫たちの動き
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ゴールエリア
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冒険の終着点には1チップDLP<sup>®</sup>レーザープロジェクターPT-RZ870JLを6台使用した巨大な360度映像が出現。複数台でシームレスに投写された映像は圧巻。
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写真:ゴールエリア
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円盤の周りに設置された端末に「記録の石」を置くと、記録してきた生き物たちが一気に解き放たれる。
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写真:円盤の周りに設置された端末に「記録の石」を置く
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中央の円盤には1チップDLP<sup>®</sup>レーザープロジェクターPT-RCQ10JLを使って“母なる地球”がプロジェクションされている。
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写真:記録してきた生き物たちが一気に解き放たれる
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納入機器
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  • 1チップDLP®レーザープロジェクター PT-RZ870JL ×21台
  • 1チップDLP®レーザープロジェクター PT-RZ690JL ×19台
  • 1チップDLP®レーザープロジェクター PT-RCQ10JL ×1台
  • ズームレンズ(超短焦点レンズ) ET-DLE020 ×28本
  • 固定焦点レンズ(超短焦点レンズ) ET-DLE035 ×3本
  • ズームレンズ ET-DLE060 ×7本
  • ズームレンズ ET-DLE250 ×1本
  • ズームレンズ/標準レンズ ET-DLE150 ×2本
  • Space Player(スペースプレーヤー) NTN91000B ×9台
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今後の展望
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世界中で楽しんでいただけるミュージアムを目指して

「ずかんミュージアム銀座」は、図鑑を開いて学ぶ行為の一歩手前の、“知りたい”という好奇心の扉を開くことを大切にしています。ここでは、「知る」というテーマは掲げていますが「知らせよう」とはしていません。ゲストが自ら生き物のちょっとした動きや特性に気付き、「あ、そういうことだったんだ!」といつの間にか発見できるように、沢山のヒントを散りばめています。こういった発見や好奇心は世界共通のものだと思いますので、これから先多くの方に楽しんでいただき、いつか世界各国へ展開できるミュージアムになれたら嬉しいですね。(ずかんミュージアム銀座クリエイティブディレクター 北井 貴之 様)

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今回取材にご協力いただきました
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株式会社エイド・ディーシーシー<br>
シニアプロデューサー/ディレクター<br>
北井 貴之様
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写真:北井 貴之様
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株式会社エイド・ディーシーシー<br>
プロデューサー ドライバー<br>
前田 輝様
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写真:前田 輝様
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株式会社ドリル<br>
プランナー/テクニカルプロデューサー<br>
伊吹 圭策様
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写真:伊吹 圭策様
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※所属は納入時のものです。
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ゴールエリア投写図
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お客様紹介
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“めくる”のではなく”めぐる”。 図鑑の世界を五感で体験

2021年7月16日に東急プラザ銀座6Fにオープンした「ずかんミュージアム(ZUKAN MUSEUM GINZA powered by 小学館の図鑑NEO)」は、書籍のページを“めくる”のではなく、あらゆる生き物が共存している世界を“めぐる”ことで、五感で感じながら学ぶことができる新感覚体験型ミュージアムです。

■ 東京都中央区銀座5-2-1 東急プラザ銀座6階
https://zukan-museum.com/

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「ずかんミュージアム銀座」のエントランス。
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写真:「ずかんミュージアム銀座」のエントランス
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写真:ずかんミュージアム銀座
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サブタイトル
プロジェクションマッピング
場所
関東
課題タイプ
マイグレーション用ケーススタディ
No
説明
図鑑の世界を好奇心のままに冒険する、リアルとデジタルが融合した新感覚体験ミュージアムが開館。
課題

沢山の生き物が現れる大自然の世界へ没入できるプロジェクションを実現したい。

ソリューション

色鮮やかでメリハリのある投写を実現するDLP®プロジェクターと、設置の自由度が広がる超短焦点レンズで、空間を最大限に生かして“図鑑”の世界を表現。

引用

パナソニックさんの超短焦点レンズがなければ、ここまで沢山の生き物が現れる高密度な展示空間は実現できませんでした。業界ナンバーワンの近距離投写とラインアップの数だと思います。

引用(author)
株式会社エイド・ディーシーシー プロデューサー ドライバー 前田 輝様(ずかんミュージアム機器選定ご担当)
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