東京の夜景スポットをプロジェクターによる映像投映で演出
昼間は東京湾が目の前に広がるのどかな公園で、夜間はライトアップされたレインボーブリッジや東京タワーを一望できる「晴海ふ頭公園」。公園の中央には「TOKYO」の文字をデザインしたモニュメントが設置されており、2024年7月より、このモニュメントをキャンバスにしたプロジェクター映像投映がスタートしました(海上公園の各地で移設上映するため、晴海ふ頭公園では期間を限定して上映しています)。地域住民の憩いの場として、また東京の新たな夜景スポットとして、エリアの空間価値向上を目指して春夏秋冬楽しめる様々なコンテンツが上映されています。
屋外設置型プロジェクター映像投映の新しい運用
いつ来ても鑑賞できる常設型のプロジェクター映像投映は、近年全国の都市部や観光地で取り入れられ注目を集めています。しかし、単発のイベントとは異なり連日の上映に人件費や手間を割くことができない点が実施における課題としてありました。そこで今回はスケジュールに合わせた自動上映や、リモートによるコンテンツ変更が可能なクラウドサービス「AcroSign®」を活用。これにより、現地に人を配置することなく、安定した上映を可能にしました。また、プロジェクターの状態を常時監視し、異常をアラートで知らせる「リモートマネージドサービス」を組み合わせることで、係員のいない会場でも安心の運用体制を実現しました。



コンテンツの入れ替えもリモートで簡単に
プロジェクターによる映像投映は、定期的なコンテンツ変更により何度来ても楽しめる空間づくりが行える点が魅力です。晴海ふ頭公園でも、近隣の子どもたち約240人が描いた塗り絵を投映したり、春夏秋冬異なるコンテンツを発信したりと、様々な取り組みを行っています。コンテンツの変更は、本来であれば現場で機器を操作する面倒な作業が必要ですが、AcroSign®ならPCもしくはタブレットを使ってリモートで簡単に実施可能。今回の塗り絵コンテンツは約7分のフルHD映像ですが、映像のアップロードから機器設定まで約1時間で完了しました。さらに、季節によって変わる日没時間に合わせて上映時間の変更も簡単に行うことができます。
遠隔で監視して、安心の常設運用を実現
屋外の常設では、暑さ寒さなどによる機器トラブルの心配がつきものですが、リモートマネージドサービスの活用により、安心して通年上映を実施することができています。リモートマネージドサービスは、プロジェクターの機器状態を常時監視し、異常を検知するとアラートが発報。遠隔で問題を特定して解決へ向けた適切なサポートが提供できるため、オンサイトでの迅速な復旧を可能にします。また、筐体の壁面にはカメラを取り付けており、パナソニック側からのリモート監視が可能。上映映像の精度確認もしっかりと行っています。






- デジタルサイネージソリューション「AcroSign®」
- 3チップDLP®レーザープロジェクター PT-RZ14KJ ×1台
- リモートマネージドサービス
2020東京オリンピック・パラリンピック競技大会の選手村を活用した新たな街づくり事業により誕生したマンション群「HARUMI FLAG」の目の前に整備され、住民たちで賑わう晴海ふ頭公園。新たに設置された幅10m、高さ3mの「TOKYO」モニュメントは、日中は東京湾を望むベンチにもなり、夜間は公園のシンボルとしてライトアップされています。2024年7月からは、この大型モニュメントへのプロジェクター映像投映もスタートしました(海上公園の各地で移設上映するため、晴海ふ頭公園では期間を限定して上映しています)。
詳しい上映スケジュールは公園のHPをご覧ください。
URL:https://www.tptc.co.jp/park/02_01


2024年7月より、晴海ふ頭公園のモニュメントをはじめ海上公園の各地に移設しながらのプロジェクターによる映像投映がスタート。連日上映の運営費用を低コスト化し、エリアの空間価値を向上。
- クラウド型コンテンツ配信システムAcroSign®で、無人・自動での上映を実現。
- 異常を検知するリモートマネージドサービスにより、屋外での安定した運用が可能。
- 3チップDLP®プロジェクターで、1台でも明るく色鮮やかに投写。

